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*目次*

2009年06月29日

東京での日々 VOL.4

だんだんと、退社の日=ハワイ出発の日が近づくと、送別会や壮行会

が多くなった。

会社の同僚、先輩、中学時代の友人、高校時代の友人、大学時代の友

人、大学のサークル仲間、昔のバイト先の仲間等。

こんなにも東京の生活では、私の周りにたくさんの人がいてくれて、

この人達から離れて一人ぼっちになるのは、淋しいのでは?

そんなことも考えそうなものだが、友人達の心配もよそに、私の中で

は期待と希望だけだった。

ただ、私のために集ってくれた人達の暖かさに感謝、感謝の気持ちだ

けだった。


そんな飲み会が、続いたある日の帰り道。

ほろ酔いでうとうとと電車の中で半分居眠り。

その時ふと目を上げると。

あの15年間思い続けた彼が、私の前に立っていた。

なんでえー!!!

その電車は、彼の通勤経路でもなく、聞くと研修の帰りでたまたま乗

ったと。

こんな赤い顔して、会いたくなかった。この服OKかー?

と、一瞬のうちに色々なことが頭に巡った。

でも何気ないふりを装い、どちらかと言うと素っ気なく、

「会社辞めて、ハワイに行くんだー。」と軽く言った。

彼は、サーファーで一度だけハワイに行って、波に乗って、ハワイが

大好きだ。と。「いいなー。気を付けて行って来いよ。」って。

私は、なんでハワイに行くと思ってんのー。と心で思いながら。

「じゃね。またね。」と、先に電車を下りて別れた。

涙が出てきた。悲しいわけでも、淋しいわけでもなかった。

今まで、偶然に会うことなんて一度もなかったのに、ちゃんと彼に私

の決断を伝えることができた。これって必然。偶然ではない。

単純に彼に会えたことが、すごーく嬉しかった。そして、私がハワイ

に行っていることを彼が知っていてくれることが、嬉しかった。


‥‥その当時は、何とも思っていなかったが、この後、現在も『ひき

よせ』の力をとても強く感じる。心は届く。と信じています。‥‥





ラベル:恋愛 ハワイ
posted by サクラダ アリス at 12:17| Comment(0) | 東京での日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京での日々 VOL.3

実際にタヒチへの渡航を調べると。

難しい。

フランス領であることが、非常に厄介。

私は、もちろんフランス語はできないし。

ちょっと、いや、かなり面倒。



そうだ。

まず、とりあえずハワイまで行こう。

ハワイは、日本とタヒチの中間。

ハワイから、タヒチへの足がかりを見つけよう。

と、いとも簡単に行き先はハワイに変わった。

ハワイは、簡単だった。

たくさんの留学斡旋のエージェントがある。

早速、留学雑誌を買い、目ぼしいエージェントに連絡を取り、比べも

せず一軒目のエージェントにお願いすることに決めた。

短期留学という形でビザを申請することにした。

決断してから、約半年後に出発することに決めた。

あと半年で、会社を辞められると決まると、仕事も苦でなく、その先

に不安も全くなく、楽しみでしかたなかった。

できるだけお金を貯めた。決めてからの二回のボーナスは、手をつけ

なかった。月々の社内預金も増やした。物欲もなくなった。

生活を変えることが、何より嬉しかった。

友達や上司には、思い切ったね。と言われたが、自分ではとても自然

なことに思えた。

両親は、やはり心配したが、言い出したら聞かないことも理解してく

れ、両親もこのままでは、結婚もしないのでは、と環境の変化が必要

と思ったのかもしれない。

語学留学して、ステップアップを図るという気持ちもあったが、本当

の目的は、自分を解放すことだった。

素直に自分を表現できるようになりたかった。
ラベル:恋愛 ハワイ
posted by サクラダ アリス at 03:14| Comment(0) | 東京での日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

東京での日々 VOL.2

会社辞める!

タヒチに行く!

はぁー?!

なぜタヒチ?


その頃、東京での会社生活が、どうにもこうにも息苦しく、長い休み

を取っては、南の島に潜りに行っていました。

ハワイ、モルジブ、オーストラリア、セブ、そしてタヒチ。

タヒチには、ドミノがいる。

ドミノと初めて会ったのは、モルジブでした。

かっこいいタヒチアン。

リゾラバ(古い!)です。軽〜いドキドキ。

ドミノは、モルジブからタヒチに帰ると聞いて、なんとタヒチにまで

行ってしまいました。

滞在中だけの甘い日々。最高のロケーションで夢のような、物語のよ

うな。

彼は、思いっきりの現地人。恋愛が発展するわけも無く。

でも、その頃はもうハイヒールをはいて、窮屈なダサい制服を着て、

冴えないおじさん達と仕事をするのは、限界でした。

何を甘いこと、言ってるー。というお声が聞こえてくるようですが。

そう。ほんと甘かったのです。

でもそれもできちゃったのです。

どうしても、一日中裸に近い格好で、裸足で過ごしたかった。

無理ではないはず。と。

実際タヒチに移住している日本人もいるわけだし。


ドミノに手紙を書きました。

何を書いたか、覚えていませんが、とにかく行くと。

ドミノからも返事が来ました。

タヒチは、フランス語圏。ドミノの英語は、よく理解できないものだ

った記憶が。

私は、ひっそりとタヒチへの渡航(移住?)の計画を進め始めまし

た。

ところが‥‥。

ラベル:ハワイ 恋愛
posted by サクラダ アリス at 03:36| Comment(0) | 東京での日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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