すごく感じる。
そして、それが、ずっと続く。
頭も体もおかしくなりそうになる。
"あっ!”
と、思った。
そして、
Jの言葉で、正気に返る。



アリスの中でいきたかった。」

でも、かわいすぎて、怒る気にならない。
”また、大変なことになってしまうかも。”
悩みの種が増えた。
Jは、私の胸に顔を埋める。
私が、Jに腕を回して、
包み込む。
母親のように。
そのまま眠った。
朝、起きてすぐ
Jは、帰るという。
もっと、一緒にいたい。

1時か1時半頃。」
その言葉で、
私は、何処にも出かけず、
Jを待つ。
『待つ女』。
でも、
その時間になっても
Jは、来なかった。
夕方、
初めて、トオルから電話があった。

待ってたのに。
今日、一緒に遊びに行こう。」
そうだ。
『明日ね。』
って別れたんだった。
トオルは、待っててくれたんだ。
その間、私は、Jとメイクラブしてた‥。
私は、迷った。
”Jは、待ってても来なかった。
いつ来るかわからない
Jのことばっかり考えてる。
ただ、待っているだけじゃイヤだな。”

Jは、もう仕事が始まっている時間だ。
”仕事が終わったら、来るのかな‥‥。”
小さな期待が、大きくなってしまう。
7時。
Jから電話。

会いに来て。お願い。」
私は、それだけでも嬉しくて、
言われた通り、
Jに会いに行く。
仕事場の外で、
Jは、また
JACK IN TEH BOX
を食べていた。
Jの体は、ハンバーガーとポテトでできている。
私を見つけると、
満面の笑顔。
いつ見ても可愛い。
「どうして、来てくれなかったの?」
なんて、絶対責めない。
なんとも思っていない風に装う。
40分のブレイクの時間。
Jは、1人で過ごすのが、イヤなんだろう。

アリスの所に行くね。」

そうは、言ったが。
内心では、こう思っている。
”今度は、本当に来る?
また、待ってても来なかったら‥。”
待つだけは、キツイ。
こんなに『会いたい』と思ってるからこそ。

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